Linuxを使い始めると、最初に覚えるのがcd／pwd／catなどのコマンドです しかし、CATコマンドは注意が必要で 例えば、365日フル稼働している本番環境下で CATコマンドを使っただけで、そのLinuxサーバがMemory Fullで稼働しなくなった・・・ こんな現場を目撃した事があります テキストを標準出力するcatコマンドは、一気に全部出力しようとするために相応のMemoryが必要となるのです 一方でlessやmoreなどもテキストを標準出力するコマンドですが ページ単位に標準出力するため、それ程Memoryは必要になりません このページでは、使い始めた当初は知らなかった便利なコマンドを紹介していくページにしたいと思います
文字コードと改行コード変換
Windowsの文字コード｢Shift-JIS｣に対してLinuxの文字コードは｢UTF-8｣。Windowsの改行コードは｢CRLF｣Linuxは｢LF｣です。この文字コード・改行コードが違うだけでShellが動かない事があります。
ハードウェアの日付変更
Linux上には時計が2種類あります。1つはシステム日付(date)。システムには欠かせない時計でいわゆるカーネル内に存在してlinuxが起動している間だけ動いています。もう1つはハードクロックと言われる｢hwclock｣で、この時計はlinuxが停止中でも稼動してます。
システム日付の変更
linux日付の表示コマンドは「date」ですが、変更する時もこの「date」コマンドを使用します。システムテストなど過去日や未来日で実施する時に使用するコマンドです。
SUDO追加登録
linuxには｢sudo｣コマンドが用意されていて、例えば、mkdirコマンドをroot権限で実行したい場合は｢sudo mkdir｣と打つと、root権限で実行することができます。
TEXT比較はDIFFよりSDIFF
テキスト比較では「diff」コマンドを使うことが一般的と思われている。これを｢sdiff」コマンドで表示すると、比較前後のテキスト内容が横に並んで表示されます。
実行中のププログラム確認
特定のプログラムが現在実行中かを確認するにはps を使います。また、オプションに -ef を付加することで、プロセスID 開始時間 実行ユーザなどが表示されるので、プロセスを強制終了したり、CPU／Memoryなど圧迫された時にどのようなユーザが実行してるのか調べることが出来ます。
Linux便利なｺﾏﾝﾄﾞ